2017/07/19 (Wed) 漠然と上手くなりたいと思ってました。

突然だけど自分語り…

子供の頃、漫画が好きで、その頃から好きな漫画の模写とかしてました。
中学でも高校でも、趣味で漫画絵を描いてましたね。
でも、いつ頃からか「自分には無理だわ…」とか思いだして、最近ではオリジナルの絵はめっきり描いてなかったです。

オリジナルは描いてなかったですが、漫画家さんの模写とか、ポーズ集の模写とかは、ポツポツやってました。
やってはやめて、やめてはやって…の繰り返し。

そうしたらね、オリジナルの絵を描けなくなってたんですよ。
それまでは下手でも描けてたんですよ。
なのに、最近になって「オリジナルも描こう」と思ったら、何を描いていいか分からなくなってしまっていた…！

そうなると、すごく不安になる。
え、もしかして、自分ってそこまで絵描くの好きじゃなかったのかな…とか。
絵を描かない生活が自分の人生なのかな…とか。

じゃあ、諦めようか、絵を描くのをやめようか…と自問自答してみたら――
いやだ！　このまま諦めて終わりたくない！　というご返答。
なので、やっぱり絵を描きたい、上手くなりたい！　ということで、これから本気で取り組もうという決意のもと、ブログを再スタートいたします！
（長いこと放置してたなぁ…）



とはいえ、やっぱり何から始めたらいいか分からない。
今までは裸婦のポーズ集を見ながら描いてみたり、デッサンの本を読んでそれを取り入れてみたり…

ただ、デッサンの本を読みだしてから、自分がポーズ集を見ながら描いてたのは、クロッキーなのか模写なのかと分からなくなったり、クロッキーや模写をしながら、自分が何を習得できていっていたのかも分からなかったりしていました。

どこかで「回数をこなせばいい」って書いてあったけど、裸婦を一通り描き終えて、あまり上手くなったような気もしない…

そんな時、先日ふらっと立ち寄った書店で見かけたのが、『絵はすぐに上手くならない』（成冨ミヲリさん・著）ですよ。
確かアマゾンでも見かけて気にはなってました。
書店で見かけてちょっと立ち読みして、自分に必要なのはこれだ！　と即購入。
その日に読み終えて、クロッキーと模写とデッサンはどういうものかとか、自分には何が必要なのかとか、どういう流れでやっていけばいいのかとか、そういうのが次第にはっきり分かってきたような気がします。

で、本書の中で自分の手をクロッキーして、自分の絵の自己診断をする、というのがあり、描いてみたのが一番下にある3枚の絵です。（上から順に描いてます）
1枚目の手の隣にあるレーダーチャートが、自己診断の点数を表したものですね。
ほぼ1と0です（笑）
ほぼほぼ初心者で、自分にはあらゆる練習が必要だと分かりましたが、それが分かっただけでとてもスッキリしました。
「これが本当に必要なのかな？」と思いながらするのと、「これは必要だからやるんだ」と思いながらするのと、やっぱり全然違うんだと思います。


そんなわけで…
ある程度、独学でやっていきたい、でも何をすればいいか分からないって時に、とても重宝する本だと思います。
オススメですよ！